日本医療専門学校医療情報技師

医療情報学科とは

医療情報学科の必要性

 医療のIT化が急激に推進されようとする社会情勢を踏まえ、医療知識と情報技術さらに医療情報システムに堪能で倫理性の高い人材を育成できる教育機関の設立の要請は年々高くなっています。日本医療情報学会は、「医療情報技師」能力検定試験を平成15年から開始いたしました。この学会で、医療情報技師資格取得受験対策としての2日間の短期集中講座を標準講座をとして平成15年から全国的に展開しいます。ただしこの講座はあくまでも試験問題の範囲や難易度の目安を受講生に与えるのが目的であって実力養成を目的とするものではありませんので、本格的な教育システムの確立が望まれています。よって、本学は、これに対応した教育システム(カリキュラム)を構築し、医療情報技師としての実力を養います。

 コメデイカルスタッフの分野においても、医療のIT化が進むとともに従来のそれぞれの教育体系にITに関する知識や技術を加えて、医療の質・効率・透明性を向上させる必要性が高まって来ました。

医療情報技師電子カルテの導入率は、厚生労働省の調査では、400床以上の病院で11.7%、診療所は2.6%、400床以下の病院で1.1%です。しかし、市場規模は2年後には7倍になると試算されており、今後、急激に医療情報技師が求められる時代となっています。
この意味で、日本医療専門学校を開設し、2年制の医療情報学科を設けることは極めて時宜をえたものであります。つまり、この医療情報学科では当専門学校学生に医療情報技師の資格取得を目指す教育を施すことのみならず、ブロードバンド通信授業を活用することにより、系統的にITの学習ができる機会を多様化できます。このような専門学校を開設することは、医療の業務の効率化とともに医療の質の向上につながり日本の高度情報医療福祉社会の実現に向けて大いに資するところがあると考えられます。

姉妹校の東亜大学では既にインターネットを活用したブロードバンド通信授業を実現しています。

東亜大学通信制大学院
東亜看護学院